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カードローンと総量規制

カードローンでお金を借りるのが簡単と言われていましたが、今は審査が厳しくなってきています。消費者金融のアコムは比較的審査に通りやすいと言われていますが、そのアコムでさえ審査通過率は50%以下です。申込者の過半数が審査に落ちると考えると、消費者金融の審査も厳しいものです。

 

消費者金融の審査が厳しくなった要因には、総量規制という法律があります。現在は総量規制によって、貸付け条件に制限が付けられています。

 

知っておくべき総量規制とは

総量規制は貸付け条件による制限で、年収の1/3を超える貸付けは禁止されています。例えば年収180万円の人は、最大でも60万円までしか借入れができません。すでに他社を含めた借入総額が60万円を超えている場合、新たな借入れができません。

 

消費者金融の申込み条件自体はそれ程厳しくはありません。安定した収入があればパートやアルバイトでも申込みが可能です。ただし、審査に必ず通るというわけではありません。例えば年収30万円程度のパートの主婦の場合、借入れできるのは10万円までとなります。

 

以前なら年収と借入れのバランスについては、消費者金融側で融資可能と判断すれば、貸付けが可能でしたが、今はできなくなってしまいました。

 

また、年収については嘘の申告をする人もいます。また、具体的な金額が答えられなくて適当な数字を上げる人もいます。これに対して総量規制では、50万円を超える借入れもしくは他社含めた借入総額が100万円を超える借入れに対しては、収入証明書類の提出を義務付けています。実際に収入が申告通りにあるかどうかを、書面で証明しなければなりません。

 

 

金利の引き下げによる審査の影響

カードローンについての変化は年収の1/3という条件だけではありません。貸金業法改正によって、上限金利が大幅に引き下げられました。以前は29.2%が上限でしたが、今は10万円未満なら20.0%、10万円以上100万円未満なら18.0%、100万円以上なら15.0%が上限金利です。消費者金融はこれを超える金利での貸付けを禁止されています。

 

金利が引き下げられるのは借りる側にとって有利な話です。同じ金額を借りてもかかる利息が減ってくれるので、より利用しやすくなりました。ただし、審査と言う面で考えると、これも一概に良いとはいえません。

 

金利が下がれば、それだけ貸した時のリスクも高くなります。利潤が少なくなる分、貸付金を確実に回収する必要があります。それだけ審査も厳しくなるので、依然と比べて消費者金融でお金を借りるのは難しくなりました。

 

さらに、取り立てについても今は厳しく規制されています。例えば現在は、取り立て目的で自宅以外への訪問は禁止されています。返済してくれないからといって、職場や親せきの所へ訪問してはいけません。厳しい取り立てが禁止されるのも良い傾向と思われますが、その分審査ではしっかりと返済してくれる人にしか貸付けを行えなくなりました。

 

以前は高い金利での貸し付けを行っていた大手消費者金融のプロミスにおいても、現在は上限を18.0%としたことで審査が厳しくなっています。ただ、それでも審査後の融資は最短即日の対応も可能で、審査に通過さえできればプロミス札幌の即日融資のように平日も土日も早ければ当日中の利用も可能となっているのです。

 

銀行系カードローンは例外

総量規制と金利引き下げによって、消費者金融の審査は厳しくなってきています。ただし、銀行系カードローンについては、総量規制の対象外となります。

 

最近は銀行でもカードローンサービスに力を入れてきています。銀行系カードローンの場合、年収の1/3を超える金額であっても、貸付けは可能です。銀行は銀行業法という別の法律が適用されているので、総量規制の対象外なのです。50万円を超える借入れでも、収入証明書類は必要ありません。

 

銀行系カードローンの場合200万円~300万円程度までの借入れであれば、収入証明書類は原則として不要で申込みができるところが多いです。

 

最近では消費者金融の審査に落ちた人が銀行のカードローンに申込むという現象も起こっていて、以前のように銀行系カードローンの方が厳しいというイメージが変わってきています。

 

銀行の方が審査は当然厳しくなる

とは言え、基本的には銀行カードローンの方が審査が厳しく、例えば収入面に不安があるからといった理由で消費者金融の審査に落ちているような方では、銀行でのカードローン審査に通過ができる見込みはほとんどありません。

 

借りられるかは消費者金融か銀行かも重要ではありますが、それよりも借りる消費者金融の審査基準、銀行や保証会社が定める審査基準によるため、銀行なら借りられるといったことはないのです。

 

実際にオリックス銀行カードローンの審査基準も消費者金融よりも遥かに厳しいとされており、消費者金融は大手で40~50%程度の審査通過率があるのに対し、オリックス銀行カードローンではその半分以下とも言われています。

 

消費者金融が利用できないからと言って銀行で絶対に借りられるわけではなく、あくまで利用者の状況次第でもあるため、何れにしても申込みは慎重に行うべきなのです。